市民の会について

設立までの経緯 ・団体概要 ・会則
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更新日:2016.6.24
 
設立までの経緯
市民センター改修をめぐる経緯
2013年(平成25年)、「狛江市公共施設整備計画」に基づいて市民センターの耐震診断が行われ、耐震診断の結果、耐震性に大きな問題がないことがわかりました。同時に組織された「市民センター改修検討委員会」では、4回の委員会を経てリフォーム程度の改修案が作成されました。しかし、改修費用の予算が検討前の2億7,000万円から5億円へと増額となったことや、「狛江市公共施設整備計画」で公民館、図書館のサービスのあり方を検証した上で改修を行うとされていたことが行われなかったことに対し、多くの市民から「リフォーム程度の改修に5億円もかけるのではなく、増築や新築などの検討もしてほしい」との声が挙がり、4,000余筆の賛同署名と共に提出された「市民センター(公民館・図書館)の増床を視野に入れた改築を求める陳情」が2013年(平成25年)12月市議会において、全会一致で採択されました。
 
その後行われた市民説明会や、公民館利用者懇談会において、「市民センターの改修計画は、市民の声や意見が反映されていない」との発言が多数出され、40を超える市民団体が「狛江市民センターの増改築を市民と共に考えてほしい」と要望書を提出しました。
 
それを受け、市は2014年(平成26年)4月に改修工事の実施設計を発注したものの、6月議会にて市長が凍結を表明、8月に開かれた市民説明会で、市民への説明が不十分だったことで、市民への誤解や不信感を招いてしまったと謝罪し、本来改修検討委員会で行われるべきであった3つの項目を、時間をかけて市民とともに考えていくとの方針を示しました。
 
   1. 生涯学習・社会教育施設のあり方の検討
   2. 公民館・図書館の機能並びにサービス提供のあり方の検証
   3. 市の計画、財政状況の検証
 
その後、公民館・図書館再生市民プロジェクト(30余の公民館利用者団体および図書館のあり方を考えてきた市民グループからなる組織) が中心となって、市と市民センター改修についての市民参加のあり方を相談してきましたが、その話し合いの中で市より、かつて狛江駅北口開発の際、「狛江駅北口問題を考える市民の会」を設けて市民と市が一緒になって計画案を作成した時の経験を参考に、 市民が自主的、主体的に関わる新しい市民協働を提案されました。その提案を、私たちは、現在行われている行政主導の市民参加ではない市民が市と対等に計画をつくるという「新しい市民協働」 だと評価し、市と協定を結び、様々な支援を受けて進めていくために、「市民センターを考える市民の会」を組織することとなりました。市は、市民の会の改修案を尊重して市の改修計画を作成するとしています。
 
「市民の会」では今後、市より会場、資料、アドバイザーの提供、市報やホームページを使った広報など、協定に基づく協力と支援を受けて、1年をめどに市民センターの改修案をまとめていきます。
「市民センターを考える市民の会」 が目指すもの
「市民センター」は、狛江のまちの真ん中、大変利便性のいい場所にあります。現在は公民館と図書館が入っていますが、10年、20年後を視野に入れた時、どんな施設であることが望ましいのでしょうか。公民館や図書館の充実はもちろんのこと、他にどのような機能があったら、多くの市民に喜ばれるのでしょうか。
 
「市民の会」は、市民の自主的かつ主体的な組織です。市政に市民の意見を反映させ、市民と行政の協働のまちづくりを推進することを目的とし、単なる要望ではなく、公民館や図書館の役割をしっかりと捉え、だれにとっても使いやすい市民センターの実現を目指します。
 
そのためには、市の計画や財政状況を知り、公民館・図書館のあるべき姿、地域センターや地区センター、学校施設などとの連携のあり方、子どもや障がい者、外国人や高齢者など弱者にとっての視点、空き家対策、人口動態等々、狛江のまちの現状を共有し、1年をかけて、実現可能な改修案をまとめます。
 
市民が集まり、公共施設のあり方を考えることは、私たちがまちをつくることにつながっています。市民の視点、生活者の視点を持った私たち一人でも多くの市民が、市民センターの改修に関わることで、市と市民の新しい協働の形が生まれます。
 
「市民センターを考える市民の会」は、
・意見が違って当たり前。違う意見や自分の思いを当たり前に出し合える話し合いを大事にします。
・公民館、図書館の利用者のみならず、多くの市民の声が反映されるよう、そのプロセスがまちづくりのエネルギーにつながるよう活動します。
ぜひ関心と関わりを持って、参加してください。
「市民センターを考える市民の会」発起人
青木香奈
秋元慈一
石川京子
市川光代
伊藤輝芳
岩佐文良
岩崎鴻一
岩間正隆
大熊 啓
大矢美枝子
小笠原一恵
小川泰子
小尾将彦
ガリード智恵子
菊池りか
絹山達也
木村博則
久慈正已
坂本みさと
嶋田 紅
清水信之
周東三和子
杉本圭治
相馬光子
竹内美貴
田代幸子
立川節子
津田顕子
鉄羅由伽
長塚 弘
西尾真人
羽曽部由美
馬場信義
林 健彦
日裏晶子
日向正文
平井里美
平井 滋
藤村忠彦
堀 恒一郎
堀江伶子
本多由加理
増田善信
三島瑞子
水野智生
山本郁夫
渡辺 卓
以上47名(50音順)
 
 
団体概要
名 称:
市民センターを考える市民の会
設立年月日:
2015年(平成27年)2月1日
目 的:
1. 市民の自主的かつ主体的な組織として、市政に市民の意見を反映させ、市民と行政の協働のまちづくりを推進すること。
2. 公民館・図書館の充実と、増床も視野に入れた、狛江市にふさわしい市民センター改修計画案を作成し、その実現をはかること。
 
代表者:
立川 節子
(たちかわ せつこ)
 
世話人:
青木 香奈
(あおき かな)
 
浅輪 等
(あさわ ひとし)
 
小尾 将彦
(おび まさひこ)
 
菊田 聰裕
(きくた としひろ)
 
木村 博則
(きむら ひろのり)
事務局長
 
坂本 みさと
(さかもと みさと)
副代表
 
重国 毅
(しげくに たけし)
事務局
 
周東 三和子
(しゅうとう みわこ)
 
相馬 光子
(そうま みつこ)
 
竹内 美貴
(たけうち みき)
事務局(会計担当)
 
立川 節子
(たちかわ せつこ)
代表
 
田中 怜子
(たなか れいこ)
 
西尾 真人
(にしお まさと)
 
馬場 信義
(ばば のぶよし)
事務局長補佐
 
林 健彦
(はやし たけひこ)
 
日向 正文
(ひなた まさふみ)
 
藤村 忠彦
(ふじむら ただひこ)
 
堀 恒一郎
(ほり こういちろう)
事務局
 
増田 善信
(ますだ よしのぶ)
以上19名(50音順/2018年7月30日現在)
 
 
市民センターを考える市民の会会則
2015年(平成27年)2月15日制定
2015年(平成27年)2月15日施行
2016年(平成28年)6月24日改正
第1条 (名称)
1. この会は、「市民センターを考える市民の会」(以下、「市民の会」という)と称する。
2. 「市民の会」の所在地は、代表者宅とする。
第2条 (目的)
1. 市民の会は、2016年4月6日、狛江市長および市議会議長に提出した 「狛江市民センター (中央公民館・中央図書館) 増改築に関する市民提案書」 に記載されている提案の実現を目指す。
2. 上記提案書の理念に沿った市民活動をおこなう。
第3条 (会員・準会員)
1. 会員は、狛江市民、狛江市で活動する人、および狛江に関心がある人で市民の会の目的に賛同し、入会を望む人で構成され、だれでも平等な資格で活動することができる。入会および退会は当人の自由とする。
2. 会員は、入会以前の合意事項については、これを尊重する。
3. 市民の会は、会員の自主性に委ねられて運営され、また、会員の活動は無償とする。
4. 会費を納入しなくても、準会員として入会できる。但し、準会員は総会での議決権を有しない。
第4条 (会費・カンパ)
1. 会員は総会で決定される会費を納入する。
2. 本会はカンパを募ることができる。
3. 年度終了後に会計報告を行う。
第5条 (運営および役員)
市民の会運営のため、以下を置く。
1. 代表および副代表
代表は、市民の会を代表し、会務を総括する。副代表は、代表を補佐し、必要に応じて会務を代行する。それぞれの任免は世話人会で発議し、総会の承認を経て決定する。
2. 世話人会
世話人会は市民の会の活動および運営に関する事項を処理・決定し、円滑な運営に注力する。
世話人は代表、副代表、事務局員および会員有志からなる。
世話人会は代表が随時招集するものとする。
3. 事務局は世話人会に属し、記録、会計、広報および会員間の連絡等を行う。事務局長は事務局業務を統括する。事務局長および局員の任免は世話人会が行う。
4. 作業チームは必要に応じて世話人会が設置する。チームリーダーおよびチームメンバーの任免は世話人会が行う。チームメンバーは会員および準会員有志とする。
第6条 (総会)
1. 総会は市民の会の意思決定のため、重要事項を審議決定する。
2. 総会は代表が招集し、議長を指名する。
3. 総会は委任状を含む全会員の過半数の出席をもって成立し、議事は出席者の過半数により決する。
第7条 (会則の改正)
本会則を変更する必要が発生した時および定めのないことが生じた場合、総会で検討の上、変更する。
附則
本会則は 2016年6月24日から実施する。
「市民の会について」おわり