掲載日:2017.05.18
「市民センターを考える市民の会」は、事前説明なしに報告期間が変更され市民センター増改築に関する調査委託に追加予算が加えられたことに対する懸念を表明。市民への情報開示や市民の会との協働について、市長の考えをうかがいました。
・日時: 2017年4月26日(水)15:00〜15:40
・会場: 狛江市役所 市長応接室
・出席者: 狛江市: 高橋都彦 市長
・出席者: 狛江市: 田部井則人 企画財政部 政策室長
・出席者: 市民センターを考える市民の会:
・出席者: 狛江市: 浅輪 等、木村博則、立川節子、藤村忠彦、堀 恒一郎(以上5名/50音順)
◆ 市民の会からの発言要旨と市長の回答
・市民の会/ 報告期限の延期及び案の追加予算(約120万円)に関し、「市民の会」に事前連絡等がなかったのは残念に思っている。市民センターの増改築に関しては市と市民と専門家とが協働して考えることで推進してきたつもりだが、市も同様と考えて良いか。
市長/ 市と市民と専門家とが協働して推進して行く考えに変更はない。また、情報は常にオープンであるべきだと考えている。
・市民の会/ 5月末が調査報告書の提出期限になったが、再度の延期はあるか。また、調査報告書では5つの案が提示されると思うが、日建設計コンストラクション・マネジメント株式会社から提出された報告書を広く市民に公開して欲しいと考えている。
市長/ 報告期限は5月末で変更はない。日建設計コンストラクション・マネジメント株式会社から報告書が出たら、5つの案をフラットな状態で、市民にすぐに公開する。かつ、無作為で市民アンケートを実施する。
・市民の会/ 第3回こまえ桜まつりも盛況だった。狛江は都心にも近く、新しいマンションも増えている。『都心から狛江の駅に降りると、ほっとする』そういう街でありたい。そのためにも駅に近い市民センターは重要だ。
市長/ 桜は三分咲きほどだったが、家族連れ等多くの人が集まり成功だったと思う。狛江市は毎月100人ほどの人口流入があり、特に子育て世代の若い人たちが増えているので、そうした若い世代や子どもたちにも喜ばれる必要がある。
・市民の会/ 市民の会では、木を使った増築に関し、学習会や見学会を実施している。また今後も市長と面談を希望している。ところで、市民センターに入ったところに、調査報告書提出に関する掲示があるが、今回の追加調査の件と報告延期の件を知らせる掲示物に差し替えて欲しい。
市長/ 調査報告書提出掲示の件は、内容を変更して、すぐ新しい文書に差し替える。(その場で田部井室長に指示し、翌4月27日に下記のとおり差し替えられました。) 「市民の会」とは必要に応じて打ち合わせ及び対話を継続したい。遠慮せず秘書広報室に申し入れて欲しい。可能な限り対応する。
お知らせ
いつも狛江市民センターをご利用いただき、ありがとうございます。
市では、現在市民センターの改修に向けた検討を進めています。
改修内容はや手法については、平成27年2月に発足した市民の主体的かつ自主的な組織である「市民センターを考える市民の会」が作成した「狛江市民センター(中央公民館・中央図書館)増改築に関する市民提案書」をベースとして、検討していくこととしています。
現在は、いただいた提案をもとに、改築・増築などのパターンごとに整備費用や将来必要な費用を明らかにして実現可能性を検証する調査を行っており、5月中に完了することになっています。その後、広く市民の皆様のご意見をうかがったうえで、市としての改修案をまとめていく予定です。
市民センターご利用の皆様には、今しばらくの間、大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解をいただけますようお願いいたします。
差し替えられた掲示とその全文(左)
以上